














Q表ハムラと裏ハムラの違いは何ですか?
最も大きな違いは切開する部分です。 表ハムラはまつ毛の下あたりの皮膚と眼輪筋を切開し、目の下の脂肪を移動させます。当院では基本的に下まぶたの皮膚を切除するときに行う方法です。
一方、裏ハムラは皮膚ではなく、まぶたの裏側の結膜を切って脂肪を移動させる方法です。外側から見えない箇所を切開するので、傷跡が目立ちません。また、表ハムラは涙袋が薄くなったり、下まぶたが外反するリスクがありますが、裏ハムラはこれらのリスクはありません。
Q表ハムラと裏ハムラでダウンタイムに違いがありますか?
表ハムラは皮膚を切開し縫合するため、回復には少し時間がかかります。
一方、裏ハムラの場合、切開するのは目の内側であるため、外側に傷跡が残らず、ダウンタイムは表ハムラよりも短く済みます。
Q裏ハムラ法は永久的ですか?
再発はしにくいはずです。表ハムラ・裏ハムラどちらの場合もクマの大きな原因である目の下の靭帯を外し、眼窩脂肪を靭帯のあった部位に薄く敷きこむように移動させて固定し靭帯を無効化するため、長期的な効果が期待できます。
ただし、加齢による変化や生活習慣などで下まぶたの皮膚やその奥の組織のたるみが生じる可能性はあります。
Q裏ハムラ法にはどんなリスクがありますか?
裏ハムラの合併症のリスクとして、結膜浮腫、内反、血腫、感染症、知覚鈍麻、複視などが挙げられます。これらが生じた際には必要な処置を適宜行いますが、裏ハムラ法は高度な技術と経験を要する手術であり、後悔しないためにも、目まわりの手術に精通した信頼できる医師を選ぶことが大切です。
Q裏ハムラ法で後遺症は残りますか?
頻度は少ないですが、手術後の合併症のリスクとして、結膜浮腫や内反、血腫、感染症、知覚鈍麻、複視などが挙げられます。結膜浮腫、内反、血腫や感染に対しては必要な処置を行います。
知覚鈍麻、複視に関しては、通常は一時的なものであり、しばらくすれば改善することがほとんどですが後遺症として残ってしまうケースも全くないわけではありません。
Q手術後、化粧や入浴はいつからできますか?
手術後、患部の化粧は1週間以降からできます。 入浴は手術後3日目から可能です。シャワーだけであれば、手術翌日からでも構いません。また、洗顔、洗髪についても手術翌日からできます。



